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2009年3月

2009年3月15日 (日)

春琴

いいものに出合うとどうしていいかわからなくなる。
そこがいちばん居たいところになって、どこに行ったらいいか考え出してしまった途端、もうそこから離れてしまう。

わたしのなかで本当にたくさんのものが渦巻いている。やがて風が止んだときわたしはどこにいるんだろう。それを早く知りたい。だけど急いではいない。ただ風に乗ってくる小さな音を摑まえて動くときには動けるようにいつも耳を澄ませている。

はじめとまんなかとおわりに泣いた。

はじめはどうしてだったのか。
説明し難い。
とても些細なひとことからだったか。そのひとことも覚えているわけではないのだけれど。

まんなかは春琴が人間になる場面。
舞台全体を見ようと心掛けていたのだけど、気づくと深津絵里をいつも追っていた。
人形から放たれ全身で春琴の嫉妬心を表したあの場面は感情移入からかただ演技に圧倒されたのか、震えずにはいられなかった。

おわり、舞台の終わったあと。
鳴り止まない拍手のなかでの無言のお辞儀と潤んだ目からはどんなことばよりも気持ちが伝わり、ただ涙を流すしかなかった。ひとりひとりが全身を使って一つのものを表現しきった生きている顔だった。

ほんとうに素晴らしかった。
心の底まで動かされた。

日本の美をもっと知りたい。感じたい。

余韻が続くように谷崎潤一郎の『春琴抄』と『陰翳礼讃』を持ち帰った。
帰りの電車ではいつもよりいろんな音が騒音になり、集中することができなかった。
いまからゆっくり読むことにする。

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2009年3月 6日 (金)

ふちがみとふなと

やっぱりすきだなぁ。

ひさしぶりにライブをみてきました。

やっぱりすきなひと て

きっと だいじ。

わらってるかおはいいな。

わらってよう。
わらってよう。

そういうきもちをいただきました。

ごちそうさまです。

ふちがみとふなと
http://www.asahi-net.or.jp/~cp3j-fcgm/

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2009年3月 2日 (月)

セツモードセミナー

今日入学の申込をしてきました。
5月から通うことが決まりました。
絵を描く場所として、なんとなくなのだけど、好きな空気を感じたのでここに決めました。
長沢節さんのことはあまりよく知らなかったのだけど、本を読んでいるとすごく共感することが多くて、できることなら直接絵を観ていただきたかったです。節さんの亡くなられた後のセツモードセミナーは変わってしまったかもしれません。それはしょうがないことだと思います。
でも、わたしは彼が残したあの場所がとても好きだと感じ、その場所でまだ絵を描くことが許されていることをありがたいと思い、せっかくセツに通うのだからと、教科書代わりに節さんの『わたしの水彩』と『新版デッサン・ド・モード』の2冊を買いました。ただの技法書とは違って節さんのエッセイがたくさん書かれていてとても面白い本です。1冊2800円するので古本で探そうと思ったのだけど、新しい状態から何度も見て自分の本にしていきたいと思ったので、入学を期に思い切って2冊買いました。
絵を描くための学校は、行くべきか行かなくてもいいものか、行くならどこがいいのか・・・いろいろ考えました。
でもどこにしようが大事なのは自分次第だと思っています。
たくさん刺激を受けてたくさんいいものを盗もうと思います。

セツモードセミナー
http://www.setsu-mode.com/


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