わたしは集団がすきじゃない。
たとえば新しく通うことになった学校の初めの日、仕事場の初めの日、
生きているとそういう初めの日が何度かあって、初めて会う人たちが集まる。
すぐともだちになって、楽しそうに話しているひとたちをみて、わたしはいつもぽつんとしているタイプだった。
そういうときのわたしの心の中はこうだ
わたしはひとりでもへいき
みんなきっとひとりがいやなんだ
だからあんなにムリしてわらってる
なんだかきもちわるい
でもあのこ、なんだかきになるな
ちょっとおはなししてみたいな
あ、むこういっちゃった
でもへいき
わたしはひとりでもいいの
ひとりでもへいきなの
特に、そう思っていたのは短大のころ。
なかなか仲のいいともだちができなくて、ひとりでいることが多かった。
いまでも夢をみたりする。
ひとり、がやがやする教室のなかで、ぽつんとすわっている夢。
ほんとうはひとりはいやなんだ。
さみしい。
好きな音楽のはなしをしたり、いっしょに遊びに行ったりしたい。
でも、そういうともだちは、みつけようと思ってみつかるわけではないと思う。
なんていうとちょっと違うかな。
だから、おんなじようにぽつんとしているひとがわたしは好きだ。
きっと、こころんなかに、おおきななにかをもっているひとだと思う。
周りからみて、すごく暗そうにみえるような、そういう人に憧れた。
そういう人間になりたいと思っていたときもあった。
いまでもそういう人はすきなのだけど、少し考えが変わった。
もっと、笑おうと思った。
結局、ひとりでもへいきと思っている裏側ではいつも待っている自分がいた。
だれかがみつけてくれるのを。
まだ、そういう姿勢はなおっていないのだけど、少しづつ明るくはなってきたと思う。
それは、ここには書ききれないほどの人との出会いのおかげだ。
あこがれるひと
わらっっているひと
じぶんをかくさないひと
たにんをほめるひと
しかってくれるひと
まってくれるひと
かぞくをたいせつにするひと
それをおしえてくれるひと
みんなみんな
しあわせになればいいのにと
いつもねがっているひと
何人かのひとたちの顔が浮かぶ。
あこがれて、あこがれて、
いつかすてきなおばあちゃんになりたい。
そのためには
これからもいろんなひとと出会っていきたい。